仏の里めぐりと真玉海岸の夕陽(豊後高田市) 2012・05・11
熊野磨崖仏
 巨岩壁に刻まれた日本一雄大な石仏は大日如来と不動明王であり、この石仏群が熊野磨崖仏であり、国の重要文化財に指定されています。伝説では718年に造られたといわれていますが、鎌倉初期(1200年ごろ)には存在したことは確実となっています。
高さ8m、人間味ある相の不道明王
真木大堂
 真木大堂は六郷満山65ケ寺のうち本山本寺として36坊の霊場を有した最大の寺院であった馬城山伝乗寺のことであり、現在の真木大堂は衰退した伝乗寺の各坊の本堂をを一堂に集めたものです。
真木大堂、旧本堂
富貴寺
 蓮華山富貴寺(蕗寺)は、六郷満山のなかで満山を統括した西叡山高山寺の末寺のひとつです。国宝・大堂は西国唯一の阿弥陀堂であり、九州最古の和様建築物です。
国宝 大堂
長安寺
 長安寺は山号を金剛山という天台宗の古刹で、平安時代に六郷満山65カ寺を統括していた西叡山高山寺が衰微したのに伴い、その中核的地位を継承して発展した寺院です。境内には四季折々の植物が植えられており、シャクナゲやアジサイ、ヒガンバナ、紅葉など、いやしのスポットとして人気です。
六郷満山の古刹 長安寺
真玉海岸の夕陽
 日本夕陽百選に選ばれた真玉海岸、遠浅の海岸に出来る干潟の縞模様と夕陽のコントラストが作り出す幻想的な風景が人気です。

デジカメふるさとの便りその1