梅雨時の散歩道
東光寺五百羅漢2012.06.28
 東光寺は、高校野球の有名になった柳ヶ浦高校の横の小道を駅館川方面へ少し歩いたところにあります。
 東光寺15世住職道琳は、干害に苦しむ農民のために、日出の石工・吉野覚之丞に依頼して、1859年から1883年までの24年間に521体の羅漢を建造したそうです。
 五百羅漢とは、釈迦の滅後、その教えを広めていこうと集まった阿羅漢(あらかん)達のことで、修行を積んで悟りに達したものの称号です。喜怒哀楽さまざまな表情の羅漢は、いつまでも見飽きることはありません。
宇佐神宮の古代ハス 2012・07・10
 宇佐神宮の宝物殿前の初沢池や能楽殿周辺の菱形池に約1万本の大賀ハスが生息しており、鮮やかで爽やかなピンクの花が参拝客の目を楽しませています。
 大賀ハスとは、昭和26年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、ハス博士といわれた大賀一郎博士が、縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見し、そのうちの一粒の開花に成功したものです。
深見五重の塔 2012.07.12
 前夜の21時過ぎに、雨の中でライトアップされ妖しく光る姿を見て、気に掛かっていました。宇佐から湯布院へ抜ける県道50号の安心院郊外、日出生台の山のふもと差し掛かるころ、美しい五重塔が見えます。
 五重の塔は安心院町出身の糸永貞樹氏が故郷への感謝の念を込めて昭和48年に建立したものです。美しさで定評のある平安時代建立の京都の国宝醍醐寺の五重の塔をモデルにし、九州では唯一の木造五重の塔です。
デジカメふるさとの便りその1