岡藩城下町を散策 2013/03/06
 春の陽気に誘われて、「荒城の月」で有名な岡城阯のある城下町竹田まで出かけました。竹田では、ちょうど「岡藩城下町雛まつり」を開催していました。
 岡城は、文治元年(1185)に緒方惟栄(おがたのこれよし) が源義経を迎えるために築城したのが始まりとされています。南北朝時代に志賀氏の居城となり、その後豊臣秀吉の天下統一のとき、播州三木から中川秀成が移封され、近世城郭の形態が整ったと言われます。中川氏は、明治2年(1869)の版籍奉還までの13代275年間治めました。岡城は、「臥牛城」 (がぎゅうじょう)とも呼ばれた堅固な山城で、天正14年(1586)の豊薩戦争では、3万余人からなる島津軍の襲来を一千の兵で攻守したそうです。播州三木から移封されるや秀成は、町並みを京都に模して商家や武家屋敷を配置したと言われ、ここかしこに、いにしえの面影が残っています。
竹田創生館の玉子人形
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 デジカメふるさとの便りその1