普光寺 2013・06・17
普光寺磨崖仏は、高さ20m、幅10m程の凝灰岩の垂直壁面いっぱいに火焔を彫り、その下に大きな両眼をむき出し、左手に捕り縄、右手に剣を握り、左右に二童子を従えた、高さ11.3mの不動明王像が、中肉程度に彫出されています。制作年代は、二童子の優れた写美刀から見て鎌倉時代と見られています。
不動明王像の向かって右手に高さ6m、幅8m程の大きな石窟が2箇所並んでいます。向かって右の石窟には懸造りの仏堂(護摩堂)がはめ込むようにして建てられており、その側壁に高さ3mの多聞天立像が浮彫りとなっています。左の石窟には磨崖仏四体などが多くの石仏が納めらています。
日本最大の磨崖仏、不動明王
デジカメふるさとの便りその1