9月のニュージーランド旅行でご一緒した師岡(もろおか)さんの萱草庵が12月5日に開店しました。
開店準備で忙しい11月29日に、師岡さん夫婦を訪問してきました。
ついては、師岡さんのこだわりの蕎麦作り、店作りを紹介します。
奥多摩や立川へ行った際には、少しだけ立ち寄り、萱草庵の蕎麦を是非ご賞味して下さい。
新蕎麦の深い香りとさらっとした舌触り、優しい喉ごしは絶品です。、

かん      ぞう      あん

蕎麦作り

蕎麦はもちろん師岡さんの手打ちです。
午前中は、道路に面した一室で蕎麦をこねています。
蕎麦粉は、長野と福井から取り寄せているそうです。

蕎麦を茹でる師岡さん、茹で加減が喉ごしの決め手

右が香りとコクの十割、左が腰と喉ごしの八割。
まだ、開店準備中ですので、メニューは来店時の
お楽しみということでご容赦願います。

暖簾

萱草の花の黄色を背景して、清潔で素朴な白の字体です。

屋号の由来

店の名前は、万葉集に由来しているそうで、店の奥の壁に大伴旅人の和歌と萱草の花の絵の額がかかっています。

「萱草(わすれぐさ) わが紐に付く香具山の、
 故(ふ)りにし里を 忘れぬがために 」大伴旅人 

この花を着物の紐につけておくと嫌なことを忘れさせてくれると言う言い伝えから歌われたそうです。

店作り

入ってすぐ左に8人掛けの椅子とテーブルがあります。電球のカバーも壁も木でできています。これらは、輸入材を取り寄せ、特別に造ってもらったそうで、木の温もりと輸入材の上品さが重なり合って、和風でいながらモダンな空間を作っています。とても和やかで落ち着けます。

奥のテーブル空間もとてもモダンです。

師岡さん手作りの焼き物も落ち着いた雰囲気づくりに一役買っています。

店主と支える奥さん

師岡さんととびっきり美人の奥さんです。
師岡さん、左の手の白いものはどうしましたか?
実はニュージーランド旅行中に、風呂で滑って左手を骨折しました。全治2ヶ月の重症です。これから腕の見せ所というのに、骨折じゃ話になりません。おかげで開店が予定より一月遅くなりました。

奥さんも美人なうえに頭のよく、愛想もいい人です。
奥さんの笑顔が楽しみな御仁も多く出てくると思います。

ただし、奥さんは平日は仕事を持っているそうで手伝えるのは土日だけだそうです。そのかわり奥さんのお姉さんが手伝ってくれるそうな。お姉さんもござっぱりした和風美人です。
ですので、「萱草庵の奥さんは日替わり」などくれぐれも誤解なきように!

師岡さんとはニュージーランドへ一緒に行きました

クライストチャーチ
、モナヴェイルにて

アクセス

青梅線西立川の駅から歩いて5分程度です。

90−0013
東京都立川市富士見町1−15−7 
  メゾン ル・パルク1F
  電話 042−528−2424

手打ち蕎麦

祝 開店12月5日開店